洗剤や柔軟剤を使わない、環境にやさしい洗濯方法
- Natsuki Oura
- 2022年9月13日
- 読了時間: 4分
排水に含まれる洗剤や柔軟剤を抑える、またはなくす、自然にやさしい洗濯方法をご存じだろうか。
主な方法は二つ、1つ目は洗濯の実という石鹸のような成分が出る実を使って洗濯をする方法。2つ目はウォッシングボールを洗濯物と一緒に洗濯機に入れ洗う方法だ。
Rita Nuts 洗濯の実 リタナッツ
洗濯の実ってなに?
洗濯の実はリタというインドとネパールが原産の木の実だ。
乾燥させた状態で販売されており、殻の内側にはサポニンという成分が含まれている。成分が水に溶けると石鹸のように泡が立ち、汚れを落とすことができる。
また、サポニンの成分は洗濯物を柔らかくする効果がある。天然の界面活性剤のようなものだ。
どうやって使うの?
使い方は至って簡単だ。
ボロボロになってきたら替え時だ。
付属している小さな巾着に入れ洗濯物と一緒に洗濯機に入れ、洗濯をするだけ。
洗剤投入口にセットする必要もなく柔軟剤も不要だ。
1回の洗濯で使う量はたった4〜5個ほど。
しかも実から成分がなくなるまで数回使用することができる。
使用感は?
当初は本当にこんな実で洗濯ができるのか疑い半分であった。
洗濯物と一緒に洗濯機に放り込むだけで洗濯できるのはとても楽である。
よくナチュラルな方法というと手間が増え面倒なイメージがあるがむしろ通常の洗剤や柔軟剤を量ったりセットする時間も必要がない。ジェルボールとほぼ変わらない手軽さだ。
洗濯機を回し始めると不思議なことに泡が出てくる。
すすぎや脱水まで一緒に入れておいて大丈夫なのか疑問であったが、洗い上がりの洗濯物は洗剤で洗った時と遜色がなかった。しかも柔軟剤を入れたようにふわふわ感もある。
筆者は今では洗濯の実を使用して洗濯を続けている。強い汚れは手洗いしておけば十分な洗浄力だ。
その上1kgあたり1500円ほどで買うことができ、3、4個の身を数回使うため通常の洗剤よりも経済的だ。
袋に実を入れる時にアロマオイルを数滴垂らせば自然な香りをつけることもできる。
使えなくなった実は土に撒いて自然に帰り、これ以上ない自然派のサスティナブルな洗濯方法だ。
Washing balls 洗濯ボール
ウォッシングボールって何?
ウォッシングボールとは洗濯する際に洗濯機の中に入れて回転する洗濯機の中でボールが叩くように洗濯物を攪拌し洗うことで汚れを取りやすくし水や洗剤の量を減らすことができる。
主に
衣類が絡まらないように攪拌する機能だけのもの
スポンジにゴミを絡めとるボール
セラミックやマグネシウム成分が入っておりアルカリイオン水を生成し洗剤なしで洗濯できるボール
の三種類がある。
どうやって使うの?
リタナッツと同様、洗濯槽に洗濯物と一緒に投入するだけだ。
効果は?
攪拌する機能のタイプの洗濯ボールは、洗剤の代わりとはならないが、洗濯物をよく攪拌し汚れを落ちやすくできる。通常より洗剤を減らすことができる。
スポンジタイプの洗濯ボールは、髪の毛やペットの毛、埃などを絡め取る効果がある。残念ながら軽い素材なため攪拌する効果はない。
最後に、セラミックやマグネシウム入りの洗濯ボールだ。
このタイプはセラミックやマグネシウムの効果で水をアルカリイオン水に変えて洗濯する手法だ。
攪拌する機能と汚れを落とす機能があり、紹介した洗濯ボールの種類の中で最もエコフレンドリーだといえる。
使用感は?
洗濯の実と同様に洗濯機内に入れるだけなので簡単ではある。
3種類の中の二つのボールは洗剤と一緒に使う必要があるためただいれるだけではあるが一つ手間が増える。
一つ目の攪拌するためのボールは洗剤の量を減らして洗濯しつつもしっかり洗濯物が混ざり汚れ落ちは日常の強い汚れがない洗濯物には適している。洗剤の量を減らすことで排水汚染が軽減される方法だ。
スポンジ性のボールはゴミを除去するというのには良いがいつもより水の量を増やしてゴミを浮かせボールに吸着させなくてはいけないため使う水の量も増えてしまうことがわかった。
3つのボールの中で効果を見るとセラミックやマグネシウム入りの洗濯ボールが最もエコに選択ができる方法である。攪拌し洗濯物をよく混ぜ成分で水を変化させて洗うため一切洗剤を使わなく、環境にも洗剤の化学物質にアレルギーがある人にもやさしい洗濯方法だ。
弱点としては洗剤を使わないため強い汚れは落としきれないということだ。
しかし、その点に関しては汚れの強いものだけ予洗いしておけば解決できる。
紹介した方法はどれも簡単で、些細だがあなたの毎日の洗濯から環境への影響を減らすことができる。
ぜひ試してみてはいかがだろうか?


コメント