洗濯物からマイクロプラスチックの流出を抑える方法
- Natsuki Oura
- 2022年9月20日
- 読了時間: 3分
日常着る服に含まれている微細なプラスチック繊維は洗濯の中で毎回水に流れて汚染の一部となる。
一番良い方法はそういった繊維を含まない洋服を選ぶことであるが、持っている服を捨てることで洋服の大量廃棄の一端になることも問題である。
早くなりすぎたファッションで生まれた様々な問題を解決するのは本来人間が行なっていた一つのものを丁寧にケアしながら長く着ていくことだろう。ファストファッションに対してスローファッションともいう。
そこで今回は普段から行える長く着るための洋服のケア方法から、マイクロプラスチックを削減する方法を紹介しよう。・
化学繊維が含まれる洋服の洗濯で流れ出るマイクロファイバーを削減する製品が開発されている中で、最も簡単に使用しやすい二つがGuppyfriendの洗濯ネットとCola ballの洗濯ボールだ。
Guppy Friend washing bag

Guppyfriendは釣り糸のようなモノフィラメントでできた生地で材質はポリエステルだが抜け落ちる繊維はなく細かい網目でマイクロファイバーをキャッチすることができる洗濯ネットだ。素材は無処理、無染色、無添加で安心して使うことができる。
耐久性や効果に関して
Guppyfriendはテストにより50回の洗濯に損傷なく耐えることができ、水に製品自体のプラスチック粒子を放出することはなかったと述べている。
テストの結果もホームページ上にアップされている。
洋服を保護しつつ落ちた繊維を洗濯ネットの中に留め洗濯後に取り出し捨てることができる。
Cora Ball

Cora Ballは再生プラスチックで作られた洗濯ボールだ。
珊瑚が水を濾過する構造に着想を得て作られており、内側の何層にもなった茎と棘でマイクロファイバーをキャッチする仕組みだ。
化学的なテストによると洗濯機から排出されるマイクロファイバーのおよそ30%を削減できることが検証された。
他に行える対策
上記で2つの製品をご紹介したが他にも簡単に行える方法がある。
それは、
洗濯を低温で行うこと、
スポットクリーニングで十分なものを過剰に洗濯しないということだ。
洗濯を高温で行えば行うほど洋服に負担がかかり繊維の崩壊が増加しマイクロファイバーが流れる量も増えるため30度以下で洗うのが良いと推奨されている。
また、フリースなどの化学繊維を多く販売するパタゴニア社がスポットクリーニングを推奨するように毎回洗わずとも着用できる衣類を過度に洗濯しないことだ。
洗濯回数を減らすことは洋服への負荷を減らすことでもある。
洋服ブラシをかけたり消臭スプレーを使いケアをするのがおすすめだ。
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